お盆て何?みなさんは、お盆について知っていますか?
多くの日本人は、亡くなった方を偲んでお墓参りをする行事だとしか認識していないのではないでしょうか?お盆に何をすればいいのか、どんな準備が必要なのか、分からない人も多いのではないでしょうか。特に初めて迎える初盆は、何をどうすればいいのか不安になることもあるでしょう。

そこで今回は、お盆にやることや用意するものをチェックリストにまとめてご紹介します。初盆から送り火まで、お盆の過ごし方を知りたい人はぜひ参考にしてください。


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お盆とは

仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という法会から発展した、ご先祖様を供養する日本の伝統行事です。

お盆の期間には、ご先祖様の霊があの世から現世に戻ってくると考えられています。そのため、お墓参りやお供え物、迎え火や送り火など、さまざまな風習があります。

初盆とは何?

初盆とは、初めて迎えるお盆のことです。初盆では親族や友人を招き、住職に読経をあげてもらいます。また、白提灯を飾ります。白提灯には亡くなった方の名前や戒名などを書きます。

初盆では、亡くなった方の遺品や写真なども精霊棚に飾り、亡くなった方が好きだった食べ物や飲み物などもお供えします。

初盆は地域や宗派によって異なりますが、一般的には以下のように分けられます。

一周忌前:亡くなった年のお盆を初盆とする場合です。例えば、2022年に亡くなった方の場合、2022年のお盆が初盆になります。
一周忌後:亡くなった翌年のお盆を初盆とする場合です。例えば、2022年に亡くなった方の場合、2023年のお盆が初盆になります。
二周忌後:亡くなった翌々年のお盆を初盆とする場合です。例えば、2022年に亡くなった方の場合、2024年のお盆が初盆になります。

初盆は特別なお盆であるため、準備や手配が必要です。事前に住職や親族と相談して決めましょう。

お盆の日程を確認する

まずは、自分の住む地域や宗派によって異なるお盆の日程を確認しましょう。一般的には、新暦の8月13日から16日がお盆ですが、旧暦の7月15日前後に行う地域もあります。また、初盆を迎える場合は、法要や会食の日程も決めておきましょう。

以下は、新暦と旧暦でお盆の日程が異なる地域の例です。

新暦で行う地域
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県

旧暦で行う地域
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・新潟県・富山県・石川県・福井県・長野県

※大きく分けているので、地域や個人によっては該当しませんので御了承ください。

参列者への連絡と招待状を出す

次に、初盆法要や会食に参列してもらう親族や知人への連絡と招待状を出しましょう。招待状は1ヶ月前くらいに郵送するのがマナーです。招待状には以下の内容を記載します。

故人の氏名と没年月日
法要と会食の日時と場所
参列者への連絡先
参列者へのお願い(服装や持ち物など)

招待状の例は以下のようになります。

平成34年5月5日に永眠されました山田太郎様の初盆法要と会食を以下のとおり執り行います。
ご多忙中とは存じますが、ご参列いただけますようお願い申し上げます。

日時:令和5年8月15日(日)午前10時から
場所:山田家(〒123-4567 東京都○○区○○町1-2-3)
連絡先:山田花子(090-1234-5678)

会食には、故人が好きだった料理を用意しております。
持ち物は特にありませんが、ご不明な点がありましたらご連絡ください。


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仏具や飾り物を準備する

お盆には、仏壇や精霊棚(しょうりょうだな)という祭壇を飾ります。

精霊棚は故人やご先祖様の霊を迎え入れるために設ける仮仏壇で、仏壇がない場合や新盆の場合に作ります。精霊棚には以下のものを用意します。

精霊棚台(台形または四角形)
精霊棚飾り(白提灯・白幕・花・水・香・ろうそく)
精霊馬(きゅうりで作った馬)
精霊牛(なすで作った牛)
故人が好んだ飲食物

精霊棚飾りは、百均や仏具店などで購入することができます。精霊馬と精霊牛は、きゅうりやなすに竹串や爪楊枝で足や角をつけて作ります。

精霊馬と精霊牛は、故人やご先祖様の霊が乗って現世に来て帰っていくという意味があります。
精霊棚は、お盆の初日(8月13日または7月13日)の午前中に玄関や居間などに設置します。精霊棚には、故人の遺品や写真なども飾ります。また、故人が好きだった食べ物や飲み物などもお供えします。精霊棚は、お盆の最終日(8月16日または7月16日)まで置いておきます。

お供え物を準備する

お供え物は、故人やご先祖様への感謝と供養の気持ちを表します。お供え物には以下のものがあります。

(こう):線香や抹香など
(か):生花や造花など
灯燭(とうしょく):ろうそくや電気スタンドなど
浄水(じょうすい):清浄な水
飲食(おんじき):仏前(ぶつぜん)と霊供膳(りょうぐぜん)

仏前とは、毎日家族が食べるものと同じものを家族の食事の前にお供えするものです。
仏前は、故人やご先祖様と一緒に食事をするという気持ちを表します。仏前は、食事の後に片付けます。
霊供膳とは、故人の命日や法事のときにお供えするもので、故人が好きだったものや季節のものなどを盛り付けます。霊供膳は、故人やご先祖様の好みや趣味を思い出すという気持ちを表します。霊供膳は、法要や会食の後に片付けます。

お供え物は、仏壇や精霊棚に置いたり、お墓に持って行ったりします。お供え物は、新鮮で清潔なものを選びましょう。また、お供え物は定期的に取り替えましょう。

お墓参りをする

お盆には、故人やご先祖様の墓にお参りして供養することです。お墓参りでは、墓石を清掃し、花や線香などを供えます。また、住職に読経をあげてもらいます。お墓参りは早朝や夕方など涼しい時間帯に行うのが良いでしょう。

お墓参りでは、以下の手順で行います。

墓地に入る前に手を洗います。
墓石に水をかけて汚れを落とします。
花瓶に水を入れて生花を挿します。
線香立てに線香を立てて火をつけます。
仏壇や精霊棚と同じように合掌して礼拝します。
故人やご先祖様に近況報告や感謝の言葉を述べます。
住職に読経をあげてもらいます。
仏壇や精霊棚と同じように合掌して礼拝します。
墓地から出る前に手を洗います。

迎え火と送り火をする

迎え火と送り火は、故人やご先祖様の霊を迎えたり送ったりするために行う風習です。迎え火と送り火では、麻幹(おがら)や焙烙(ほうろく)などで火を焚きます。迎え火と送り火では、故人やご先祖様の霊に感謝や敬意を表します。

迎え火と送り火は、以下の手順で行います。

玄関先や庭先に焙烙を置き、その上に麻幹を積み重ねます。
火をつけて燃やし、黙祷します。
水をかけて消火します。

迎え火は、お盆の初日(8月13日または7月13日)の夕方に行います。送り火は、お盆の最終日(8月16日または7月16日)の夕方に行います。ただし、地域や宗派によって異なる場合もあります。

8月16日は地獄の竈(かまど)が開く?

「8月16日は地獄の竈(かまど)が開く」という言葉を聞いたことは有りませんか?親から「16日は、悪霊が解放されて危険だから、海や山には行ってはいけません!」って言われませんでしたか?

どうして、そんなことが言われるようになったのでしょう‥
実は、お盆の16日は地獄の鬼も罪人を釜で煮る仕事を休んで閻魔様にお参りに行くということから、この世の人間も仕事をやめて休もうということです。つまり、この言葉は、休日を大事にしようという教えなのですが、門番の鬼がお休みしているので悪霊が悪さをするという考えから、事故や災害を心配した親が子供たちに怖い話として言い聞かせたようです。※諸説アリ

しかし、この時期は水難事故などが多発しているので、細心の注意が必要だと思います。


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お盆だからこそ

お盆は、故人やご先祖様への供養だけでなく、家族や親族、そして友人との交流などの楽しみもあります。自分のルーツを体感する時間にしてみてはどうですか。

お盆だからこそ帰省できる
実家や故郷に帰って親族や友達との交流ができるのも お盆の楽しみ方の一つですね。


アナタの故郷はどこですか。子供の頃に遊んだ思い出の場所に行ってみてはどうでしょう。

お盆だからこそ盆踊りを体感できる
お盆の時期に行われる伝統的な踊りです。全国各地で様々な盆踊りのイベントが開催されています。地元の盆踊りに参加されてみてはどうですか。

灯籠流し
お盆の最終日に行われる風習です。灯籠流しでは、紙で作った灯籠に故人やご先祖様の名前を書いて川や海に流します。灯籠流しは、故人やご先祖様の霊をあの世へ送るという意味があります。灯籠流しの美しい光景を見ることができますよ。

以上、お盆にやることや用意するものを まとめてご紹介しました。お盆は日本人の祖先への敬愛や自然への感謝が表れた素晴らしい行事です。今年もお盆を楽しみましょう。